珀が私たちの家に来たばかりの頃、私は躾に関する情報をあらゆる所から仕入れては自分を…というよりも珀を追い込んでいました。

それがなんのためだったのか、今ではもう思い出せません。きっと、そこに意味がなかったからかも知れません。


犬だから吠えるし鳴くし、オシッコもウンチもする。ましてや2ヶ月そこらでお母さんや妹と別れた珀に対して、何かを強制するなんて…。

本当はその前にするべきこと、ここが珀にとって新しい家であること、そこには新しいパパとママがいて珀を愛していること、そして安心して眠れる場所であること。それを教えてあげなければならなかった…というのを、私は運良くチャーリーママさんや、ごう君のお母さんや、コタロー君のお母さん、このネットと言われる世界でたくさんの方とお知り合いになれたことで知ることができました。

一人で孤立していたら今の生活はなかったと、つくづく思います。


今、思春期真っ只中の珀は、興奮もしやすいし、ご飯の後に鳴くことがしょっちゅうだし、…他にもなにかあるかな…と考えましたがこれくらいで。これらも、一日中続く訳じゃないし、そこに彼なりの気持ちがあったりします(…と思います)

お散歩もっと行きたい


ご飯もっと食べたい


パパとママともっと遊びたい


そっちに(リビングに)行きたい


ウンチしたい!(笑)


何だかイライラする!!


…などなど。


これが果たして永遠に続くものなら、やはり不安にもなりますが、たっぷりお散歩の日はぐっすり眠っている姿なんかを見ていると、やっぱりそうか〜なんて、理由がわかっちゃう。今朝も、たまたま朝食後に夫婦で珀スペースに入りケタケタ笑いながら遊んだ後は、静かに出勤のお見送りをしてくれました。ま、いつも静かではありますが、横になっている珀の姿から何となくちょびっと満たされましたオーラが漂ってるというか(笑)飼い主の思い込みですかね…。でも、そうやって珀の表情や仕草に敏感でありたいのです。さりげなく、でもきちんと受け止めていてあげたい…。


…とは言え、やんちゃな珀との遊びはほとんどがプロレスなので、疲れます(笑)あまり興奮しすぎたら抱っこしてクールダウン…。


そんな毎日です。あれ?タイトルは躾でしたね(笑)


こんな毎日の中で、躾というもの…そうですね、意味のあるものを意味のあるときに取り組んでいます。なんにもない時に「待て」ではなく、横断待ちや信号待ち、踏み切り待ちの中での「待て」。これも毎日の散歩の中での積み重ねだったりします。あとは遊びの中での名前呼んでおやつ…。

8ヶ月を迎えた珀。まだまだ私たちとの生活は半年くらいです。日々の生活の中でコツコツ信頼関係を築いていきたいと思ってます。